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嘱託産業医 紹介サービス

各地域で実施していた産業保健活動を標準化し、品質を向上させたい!

これまでは各地域が直接産業医と契約をしていたため、それぞれの方法で実施されており、同水準での産業保健業務が展開されていませんでした。
ワーカーズドクターズとの外部委託契約に一括切り替えを行い、東日本エリアにおいて一律の水準での産業保健業務を実施いただいています。

各地域で実施していた産業保健活動を標準化し、品質を向上させたい!
会社画像

ヤマト運輸株式会社

1919年に創業し、日本初となる路線物流事業や個人間荷物から始まりお取り寄せ・通販・企業間荷物にまで広がった「宅急便」の開発など、時代の最先端ニーズに応えるイノベーションを創出。宅配便サービス国内シェア第1位。(※2022年3月実績)

グループ企業を含めた従業員数約21万人、全国で約3400の営業所を展開するリーディングカンパニー。

  • 業種: 運送・物流
  • 会社規模: 3001名〜
お悩み
  • 全国の拠点で産業医を安定的に確保したい
  • 拠点によって産業医の活動内容に差ができている
ご提案・解決
  • 東日本エリアの拠点における産業医選任業務を一括で引き受け
  • 各拠点で産業保健活動の内容を均一化
話し手:ヤマト運輸株式会社 人事グループ EX推進チーム マネージャー 高橋様(写真右)
※写真左は株式会社メディカルリソース ワーカーズドクターズユニット責任者の宮本

御社とは長くお付き合いさせて頂いておりますが、2022年度からより一層産業保健活動に注力されています。 きっかけを教えていただけますでしょうか。

ヤマトグループは2010年に健康づくりに関する方針を『ヤマトグループ健康宣言』に定め、グループ一丸となって健康経営に取り組んでいます。社員が心身ともに健康で、常に働く喜びに満ち溢れていることが、企業価値を生み出す源泉であると考え、それを実現するために生活習慣病やメンタルヘルスケアなどの取り組みを進めていました。

2021年の秋から私が産業保健業務を担うことになったのですが、各拠点の産業保健において重要な役割である産業医の活動内容を調査したところ、拠点によって差があることがわかり、改善に着手しました。

全国の拠点における産業医の選任はどなたが担当されていたのでしょうか?

拠点によっても異なりますが、大半はエリアを統括している主管支店の人事担当者や各拠点の拠点長が医師探しや契約、選任をしていました。

医師が少ないエリアですと、なかなか産業医が見つかりませんし、他エリアでも職務を全ういただける産業医を安定的に確保したいと考え、ワーカーズドクターズさんに相談をしました。

当社含めて複数社でのコンペを行い、現在は東日本エリアをお任せ頂いているのですが、ワーカーズドクターズを選んでいただけた理由はなんでしょうか?

全部で5社の企業様から提案をいただき最終的に2社に絞らせてもらいました。
ワーカーズドクターズさんとは以前から取引があり、これまでに培ってきた信頼関係がなによりも大きかったと感じています。
また、医師が少ないエリアでも質の高い産業医の選任ができるかどうか、不安はありましたが、担当の宮本さんから『任せてください』と仰って頂けたので、信頼してお任せしました。

ありがとうございます。 現在実施している産業保健活動の内容を教えていただけますでしょうか?

各拠点に産業医を選任し、職場巡視と産業医面談、安全衛生委員会へ参加してもらっています。
これらの取り組みの中で、社員と産業医の良好な関係性が構築でき始めていると感じています。将来的には社員が自発的に産業医へ声をかけて相談できるような関係を目指したいと考えています。

全国の拠点での産業保健活動を実施して、新たな課題など感じていますでしょうか?

社員一人ひとりの安全衛生や健康に関する意識はまだ高くないと感じています。健康診断結果に応じた医療機関への受診や生活習慣の改善など、前向きに取り組んでくれる社員ばかりではないので、社員と産業医をはじめとする産業保健スタッフの距離を縮めたり、社内周知の機会を増やして、理解を促していく必要があると考えています。

社内周知はどのような取り組みをされているのでしょうか?

毎月安全衛生委員会が各拠点で開催されているので、その場を活用しています。
具体的には、健康保険組合と協同で、健康や安全衛生に関する資料を各拠点に配布、読み合わせと意見交換を行い、産業医からも助言をいただいています。
食事やお酒に関することなど毎月テーマを変えて実施しています。
また、今後は産業医の先生に講師になってもらい、メンタルヘルス対策として、管理職向けのラインケア教育も検討しています。

御社の体制についての質問です。 高橋様はEX推進チームに所属されていますが、組織の成り立ちやEXの意味など教えて頂けますでしょうか?

EXはEmployee Experience=従業員体験価値の略となります。当社の社員が、『ヤマト運輸で働いていてよかった』と思ってもらえるための取り組みを推進しています。
EX推進は人事部の領域ではありますが、人事部はどうしても人事制度の構築や人員配置、長時間労働の抑制など業務が偏りがちだったため、EX=従業員体験価値を高めることを目的とした組織を新設しました。
EX推進チーム内においても役割分担はありますが、産業保健は私含めて3名のメンバーで担当しています。

3名で全拠点の産業保健活動を行っていくのは大変なのではないでしょうか?

実際の活動は各拠点で行われますし、活動を管理するのはエリアを統括する主管支店の人事・総務担当となります。
私たちの役割りは各エリア活動品質が保持されているかを確認しつつ、各拠点が活動しやすいような全社施策を企画・推進していくことで、そのために各拠点の産業保健活動を管理するシステムをこの度導入しました。

率直なワーカーズドクターズの評価をお聞かせ頂けますでしょうか?

主管支店の人事・総務担当者からは、ワーカーズドクターズさんはとても丁寧に対応してくれていると聞いています。
産業医の先生が拠点にいらっしゃる時もワーカーズドクターズさんの担当者が同行しれくれているので、現場の意見も伝えやすいようです。
これまで長い間お付き合いしていますので、お互いを理解しているということが現場からの評価にも繋がっているのではないかと思っています。

最後にこのインタビュー記事を読んでいる企業のご担当者様へコメント頂けますでしょうか。

産業医を直接雇用している企業の場合、拠点ごとで産業医の対応内容が異なったり、急に産業医の交代が必要になるなどのリスクもあるかと思います。
ワーカーズドクターズさんのような会社に間に入ってもらうことで、全拠点で均一の産業保健業務を提供してもらい、安心して本業に取り組めることは大きなメリットだと感じています。
また、産業医を直接雇用していると、先生へ意見を伝えにくいこともあるかと思いますが、ワーカーズドクターズさん経由だと意見が伝えやすいので、その点も魅力に感じます。

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